子供が欲しいと願いながら妊活に励んでいる女性も多いと思います。
妊活によって体質が変わって妊娠を実現することができますが、不妊の原因が生殖器官内の病気であった場合はなかなか妊娠することができません。
卵管が詰まってしまう卵管閉塞、子宮内膜が別の箇所に出来てしまう子宮内膜症、月経が定期的に来ない月経不順などが挙げられます。
これらは自身の体質改善ではなく、専門的な治療を受けて回復しない限りは妊娠することは不可能です。
早期に回復させるポイントは体に不自然を感じたら、すぐに病院へ相談に行くことです。
また最初に受けた病院の受診結果に納得がいなかなかった場合はセカンドオピニョンとして別の病院で治療を受けるのも有効な手段の一つです。
妊娠は健康な体で実現できるので病気持ちの体で妊娠することはできません。
夫婦ともに妊活を行って体質が万全であっても性交渉を行うタイミングが合っていないと妊娠することができません。
なぜならば妊娠するには排卵日に合わせなければいけないからです。
受精卵になるには卵子と精子が結合しなければなりませんが、卵子は普段卵胞という膜のなかにいます。
それが排卵日になると生殖器官内に放出されます。
この排卵の24時間以内に性交渉を行わなければ妊娠することはできません。
実はこの排卵日は本人でも確実に把握することができないので、確実なタイミングを掴むには排卵検査薬を使用することをすすめます。
またより確実に把握したいのであれば、病院で検査を受けることもできます。
この時の注意点として、タイミングが判明した時に性交渉できるように前もって夫に伝えておく必要があります。
子供が欲しいのであればタイミングが重要であることを理解しておいてください。
子供が欲しいと願って妊活を行ったが妊娠を実現できなかった場合は不妊治療を受ける必要があります。
これは医療によって妊娠を実現させることで、自然妊娠が難しい40代でも妊娠することができます。
具体的には上記で説明した病院で排卵日を検査するタイミング法をはじめ、精子を直接子宮に挿入する人工受精、受精卵を子宮に挿入する体外受精、医療によって受精卵を作って子宮に挿入する顕微授精があります。
これらの治療のほとんどが自由診療ですので、保険が適用されません。
しかも、確実に妊娠できる保証もありません。
不妊治療を受けるには覚悟が必要であり、受ける前に医師と十分に話し合うことをすすめます。